株式会社キユーソー流通システム 様

様々な健診結果をデータで一元管理                 事業所が多くても効率化できました

課題・背景

  • ・健診結果を紙で受領していたため、管理が大変だった
  • ・各事業所ごとに健診結果を管理していたため、異動してしまうと以前の結果を参照しにくかった
  • ・複数の産業医事務所と契約し、やり取りする手間が煩雑だった
株式会社キユーソー流通システム
執行役員 人事本部 本部長   伊藤 隆一 様
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株式会社キユーソー流通システム
人事本部   榊原 朋子 様 / 縄手 梨乃 様
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従業員の健診結果管理に難しさがありました

御社の事業について教えてください。

伊藤様

わたしたち株式会社キユーソー流通システムは、キユーピー株式会社の倉庫部門から独立して誕生した、食品をメインに扱う総合物流企業です。1966年の設立以来、食品物流のパイオニアとして、「食」の安全・安心を消費者へと届ける使命を担ってきました。

産業保健の課題はどのようなものだったのでしょうか。

伊藤様

事業所が全国にあるため、従業員は様々な健診機関を受診することになります。

導入前は、健診機関から受け取る健診結果が紙ベースだったため管理も大変で、かつ事業所ごとのルールで管理していたために、転勤を伴う異動をした場合、健診結果が異動先の事業所に引き継がれないなど、運用の問題を抱えていました。また、従業員の体調不良時や、産業医面談時に健診結果を確認する際にも一苦労していました。

データの整備の段階から相談、導入がスムーズに

導入はスムーズに進みましたか?

伊藤様

実は先に他社にお願いしてシステム導入を進めていたのですが、健診データの不備が発覚したり、想定していた運用のスタイルに近づかなかったり、と長い時間をかけてもなかなか本格運用に進んでいかない状況でした。

エヌ・エイ・シー(現エヌ・エイ・シー・ケア)さんに入っていただいてからは、劇的なスピードで導入が進み、当初から安心感がありました。

縄手様

当初はどこにお願いしても結局時間がかかるばかりで進まないのでは、と疑心暗鬼になっていましたが、健診データや産業保健に対する知見を広くお持ちでしたので、安心してお任せできる状況になりほっとしました。

今ではデータ生成、統一、登録までワンストップでお願いしているので、煩雑な事務作業やチェックに時間を取られることなく、産業保健に取り組めています。

榊原様

他にも、当社のセキュリティポリシーに合わせたシステムのセッティングなど、安心して利用できる環境を構築していただきました。

ヘルスケアとシステム両方に強いエヌ・エイ・シー(現エヌ・エイ・シー・ケア)さんならではの対応だったと思います。
日頃より問い合わせの際のレスポンスをとても速くいただけるので助かっております。

従業員の健康状態の傾向をつかんで対策に活かしていきたい

今後の活用についてお聞かせください

榊原様

データでの一元管理ができたことで、これまで複数の産業医事務所にお願いしていた就業判定も、同じ産業医にまとめて見ていただくことができるようになり、全国の従業員を同一の基準で判定できるようになりました。また、産業医面談に至る前の予防の段階で、保健師へ指導をして貰うことができるようになりました。食品物流の仕事、食に携わる仕事をしておりますが、従業員自身の健康への意識は低く、健診の結果に向き合わず、健診さえ受ければそれで良いという考えを多くの従業員が持っていました。保健指導の機会を設けることで予防に向けた意識が少しずつ醸成されてきています。

現在はグループ会社5社、約6,100人の登録をしています。今後も順次、グループ各社の登録を拡大し、グループ全体で健康管理体制を充実し、倉庫・運送業という事で安全はもちろんのこと、安心して働ける職場環境を整えていきます。

伊藤様

健診結果をデータ化して管理していく中で、従業員の健康状態の傾向が掴めてきました。

ドライバーなど、深夜まで働く従業員もいる弊社グループとしては、特性に合った生活習慣改善の指導や健康施策を実施していきたいと考えています。

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